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カスタマーレビュー ![]()
どうしたんだ馳 星周
(2008-02-19)
大藪春彦⇒北方謙三⇒馳 星周と読み進んできた
ハードボイルド好きの40代後半のオジサンです。
そんな私にとって最近では唯一、期待を裏切らない作家でした。
しかしこの作品には本当にがっかりしました。
携帯電話やパソコンがある今の時代にハードボイルドなんて成り立たないのかも?
なんて考えさせられました。劉健一がパソコンで情報集めなんてサマにならん。
この作品についてみなさんの評価が低いのは、
それだけ馳 星周に対する期待値の高い現われだと思います。
並の作家ならこれぐらいの作品をかけば、もっと評価されるはず。
でも馳の作品にみんなが期待しているのは、
不夜城1のような濃厚な密度で良く練られた作品。
らしい作品
(2007-02-21)
かつて歌舞伎町を支配した男,楊偉民が台湾からやってきた男の息子,徐鋭によって殺害される。楊に変わって歌舞伎町を支配していた劉健一も福建人,東北人の跋扈する時代の移り変わりから,いち情報屋に成り下がっている。そんな中,中国製の麻薬,揺頭の元締め韓豪が何者かによって,ショットガンによって惨殺。その成り行きから韓豪の部下で日系2世の肩書きを持つ武基裕が黒幕の捜索に携わることになる・・・
台湾と日本人の半々,劉健一を主人公とした『不夜城』シリーズの第3作目で完結編。調べたら不夜城が出版されたのが1996年・・・約10年前,もう忘れかけていた物語。しかし,相変わらずの人生転落模様,腐った人間関係,裏切りと疑心暗鬼。人生の下り坂を加速度的に下って止まらない主人公:阿基と同様に本を読み進める手も止まらなくなる。いい意味でも,悪い意味でも「らしい」作品である
そんなに悪い作品ではない
(2007-01-03)
これまでのレビューを見て、とんでもない作品かと思ったが、そうではなかった。
それなりに楽しめるし、正直面白い作品だと思った。
皆さん期待しすぎたのでは。。。
完結させてくれた馳星周氏に感謝です。
(2006-02-19)
現実的な話の流れに好感が持てます。シリーズ化される小説というのは、主人公に好感が持てるのですが劉健一にはそういった感情がわきません。
でも、シリーズ作品を読んでいくと、結局劉健一のようになるのが当然で現実的に思えるし共感を覚えるのです。凶悪犯罪者に引き込まれていく捜査官のような感覚なのでしょうか。そのあたりがこの作品の最大の魅力です。
人気が出た小説のシリーズ化がいかに難しいかと思わざるを得ない部分もあります。ストーリーは登場人物が変わっているだけでまえの2作品とはあまり変わってないし、無理な展開もみえます。
結末が気になる方は読んでおくといいと思います。
あれれっ?!
(2005-11-14)
ってな感じで読み終わっちゃいました。2作目までのエロチックな表現もどこかに置き忘れちゃったみたいで健康的な作品に仕上がりました。しかし読み終わった後の後味が悪くて読まなきゃ良かったと思いましたね。まず何よりもこれまでの健一の格好良さがまるでない。映画版「不夜城」の金城武を健一にダブらせながら読むのですがまるで人が変わっちゃってますね。これを映画化するならさしずめ健一役は「ビートたけし」かなっていう感じです。しかも謎解き自体は小難しく描いていますが筋は見え見えです。でもこれが馳さんの作風なんでしょう。次の本を明日買いに行きます。
