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ファンタジー小説の傑作
(2007-10-13)
恐竜と小年の交流が描かれたファンタジー小説です。
古代、海、生物、、、、作者の夢想感が溢れています。
子供のような嗜好・言動をする作者には好感をもてませんでしたが(モデルガン遊び・車・ギター・映画・小説・環境etc)、この小説の面白さは否定出来ません。
アクション(冒険)小説「虎口からの脱出」は、好みもあるとは思いますが、本作より面白いです。
青い海が心を満たす
(2006-11-25)
12歳の洋介少年と、海洋生物学者の父親とのパゴパゴ島での生活風景は、早朝からの電車通勤の時間を癒してくれる。イルカのブルーとホワイトチップ、そしてプレシオザウルスの赤ちゃんCOOが並んで泳ぐ姿が目に見えるようだ。特にCOOの飼育を始めた当時の父子の会話が私は好きだ。
核実験の計画により、島に異変が起きてからのスリリングな展開も迫力満点で、ファンタジーとSF的な要素が混在しているおもしろさがある。
この作品のよさを子どもたちに伝えたいが、小学生には難しい表現が多い。そういう方には、レンタルビデオのアニメ「遠い海から来たCOO」(VHS)がおすすめ。まだ、DVDにはなっていないようです。
非現実の中の現実
(2006-08-12)
まず読んでみて思ったことは、「非現実の中に現実を盛り込み、実際にありそうな話にしているな」ということです。
実際にこの物語のようなことは、なかなか現実にはないでしょう。
でも、なぜかこの本には「こんなことがあったらいいな」と読者に思わせる「力」があるのです。
ひとつひとつの描写を取ってみても、筆者がどうにかして「現実性」をこの物語に取り入れたいという「意気込み」が垣間見れます。
解説で、この作品に直木賞を与えるときに多くの議論があった。と書かれていますが、その気持ち僕も分かります。
ですが、そんなことはどうでもいいのです。ファンタジー小説として、こんなにとても素晴らしい作品はなかなか出逢えません。
僕はこの作品に出逢ったこと、それだけでとても満足なのですから・・・。
純粋でいられる心に憧れます。
(2004-09-26)
一番最初に読んだ時は、涙が止まりませんでした。内容は「ありえな~い!」ことなのですが、この本は、ファンタジ-です。純粋でいられる憧れから、この本をず~っと本棚の一番いい場所においてあります。(さすがに10年以上も経つと黄ばんでますが・・。)
異国の土地で暮らす母親のいない12才の男の子洋助は、ピレシオザウルスの末裔であるCOOの誕生にめぐり合い、ともに歩み”心情”をはぐくみ、世間を知り、成長、決断、勇気と、本の内容を思い出すだけでもジ-ンときます。
ドラえもんのエピソ-ドにある、のびた君とピ-スケのお話と、このお話とどっちが先だったのでしょうね?私は、どちらも好きです。
できれば素描風の表紙がおすすめ
(2003-07-24)
当初文庫になった時、安くなったけれど買いませんでした。だってハードカバーの雰囲気のある表紙が、大好きだったんです。
最初にこのイメージで読んだから、映画もアニメ絵で今イチ情緒不足に思ったほどでした(海はそりゃ綺麗でしたが)。
なので、古本でしか出回っていないハードカバーを、見かけたらゲット!(大抵100円だし)と煽っていたのですが、どうやらついに、このデザインで文庫が改装されたもよう・・・v
ね、いいでしょう?
ただ、これまで文庫版は、トッポイ感じのイラストのもの、アニメ絵のもの、ややこの素描風に近いものなど、いろいろな表紙で出ています。
私のように「どうせ中味が変わらないなら好きな表紙のものが良い」という人は、この点購入時にご注意下さい。
