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日本における総合男性雑誌の草分け的存在の終焉。
(2008-11-01)
集英社の人気長寿雑誌「ロードショー」と「月刊PLAYBOY」が廃刊する。青春期に、映画と裸とアメリカとジャーナリズムへの興味と面白さをそれぞれ教えてくれた雑誌として、廃刊は寂しいし感慨深いものがある。特に本誌は、本家アメリカの無修正版を手に入れるべく、親以外の海外渡航をする人たちにお土産としてこっそりリクエストしていた10代が思い出されて懐かしい(笑)。
本誌は年内で終刊を迎える前号として、「日本版PLAYBOY」の33年間を回顧する内容。センセーショナルに登場した75年5月の創刊号からのその歩みと軌跡が、雑誌のコンセプトであるエロス、アメリカ、文学、ノンフィクション、インタビュー、音楽、エッセイといったカテゴリー毎に振り返られる。
歴代プレイメイトはもちろん、開高健、藤原新也、立花隆、小田実、ジョン・アービング、フレデリック・フォーサイス、中上健次、村上龍らかって誌上を賑わせた人たちの紹介に、名物連載の傑作篇として、レノン&マッカートニー、百恵、江川、タモリ&たけし、優作&デニーロに田中角栄までの“PLAYBOYインタビュー”が再録されていて、まるで本誌の歴史が日本のこの35年間の社会、文化の歴史を包括しているようで読み応えあり。
個人的には、何より“読まずに死ねるか!”で日本冒険小説協会の内藤陳会長と巡り合えたのが最も印象深い。正直、それほど熱心な読者ではなかったが、同時代を過ごしたひとりとして、本誌の最期を見届けたい。
