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暗黒司法を過去のものとするには
(2008-08-25)
今号も例によって実録ホラーが目白押しである。もはや定番記事となりつつある痴漢冤罪、しかもおなじみ西武線。警官の暴言や痕が残らない程度の暴力。お馴染みの風景だ。
この雑誌が以前から指摘しているところであるが、今号でもやはり裁判官の質の低さと検察・裁判官の癒着こそが日本の暗黒司法の癌病巣であることがわかりやすく解説されている。だいたい検察庁から出向してきた人物が刑事事件の裁判官をやって、検察の肩を持たないと思う方がおかしい。まさに前近代的というしかない。
そしてやはり、捜査側の脅迫によって虚偽の自白に応じてしまうことがいかに危険かの事例が今号も紹介されている。強盗殺人事件で引っ張った人間に後からアリバイ証言が出てきたので、困った検察がアリバイ証人に手を回して証言を翻させた、それで無期判決である。恐ろしすぎる。アリバイがあってもアウト、それが日本の刑事司法なのだ。こんな連中を我々の税金で飼っているのかと思うと、怒りがこみ上げてくる。
だが幸いにして日本は民主主義国家である。我々有権者が選ぶ国会議員には法律を変える権力が与えられている。もしも我々の声が国会議員たちを動かせば、検察と裁判官の癒着も、人質司法も、一刀両断で止めさせることが出来るのだ。衆議院選挙は近い。暗黒司法の改革は選挙の争点の一つになって良い。我々自身、そして我々の家族、友人たち、子供たちが暗黒司法の犠牲とならない為には、国会を動かすしかないのである。
