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文芸春秋
グループ:Book
ランキング:46342
価格:¥ 1,029
発売日:1978-10
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一度に二度の冒険紀行
(2008-11-24)
記録に残る植村直己の冒険では、これがマッキンリーにて遭難する前の彼にとっては最後の冒険となってしまった。
この本を最初手に取ったとき、タイトルの言わんとしていることが良く分からなかったが、正にタイトルの額面どおりで、まずはエルズミア半島を出発し、北極点を目指す冒険、更に休まずそのままグリーンランドの真ん中をを北から南へと縦断しきってしまう。
一度の冒険で二度も大きなことをしでかしてしまうのである。
途中、白熊に遭遇したり、ヒドゥン・クレパスに滑落しそうになったり、飼っている犬のトラブルを乗り越えながらも遂には両方とも達成させてしてしまう。
エヴェレスト登頂後あたりから、彼の冒険は山から北極圏へと、垂直から水平の世界へと変化していったが、この彼の最後の冒険をより良く理解するためにも、本書を読み始める前に少なくとも以下の二冊は読んで、理解を深めておきたい。
・極北に駆ける
・北極圏一万二千キロ
如何に偉大なる冒険家であったかが分かる。
