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とっかかり
(2008-07-22)
政治家の本というものを読んだことが無く、
また特に小沢一郎を支持しているわけでもないのですが、
読んで損はないと思い、本書を手に取りました
非常に読みやすく、実際すぐに読み終えました。
内容では難しい説明は無く、諸外国や過去の例などを取り上げていて
とても分かりやすくしてあります。
彼の政策について概略的な理解は得られます。
反面、語り口調の平易な文章であり、それぞれのトピックが短いため
物足りなさを感じました。
星4つなのはそのためです。
とっかかりとしては良いですが、小沢一郎という政治家を知るには、
少し軽すぎる本ではないでしょうか。
「日本改造計画」も読みたいと思います。
結局は人々の生活
(2007-12-18)
大物政治家の書かれた本なので、かなり堅い政治論がぶたれているのかと思いましたが、そうではありませんでした。
かなり平易な言葉で、わかりやすく、ご自分の考えを述べられていると思えます。
こてこての政治論というより、リーダー論。と言っても、ごくごく当たり前のことを言っています。
政治というのは、人々の生活をよくする仕事。この基本をしっかりと肝に銘じて、
信念を持って仕事をしている政治家が一流の政治家なのだろうなと感じることができました。
実際は★3・5ぐらい
(2007-07-12)
彼の人生観や民族論はさておき、具体的な論点はやはり
政治家の仕事の範囲と、国民の自己責任の範囲
官僚政治の危うさ
2大政党の大嘘とあるべき姿
メディアと教育機関のその場しのぎな点数の稼ぎ方
国連への更なる参加と国連の機能回復
日米関係のあり方
といったところであろう。しかし特に強調されるべくは、本人も本書の中でひつこく言っているところの、政策の説明責任。そして最小の犠牲を厭わない改革の必要性。最後にこいつはイマイチよく理解できなかったのだが、リーダー大望論。トータルとしてはかなり潔癖な思考の持ち主であろう。しかしそれでいて何よりこれが小沢氏の政治家としての魅力なんだろうが、全体との協調をどれだけ維持できるかが、すなわち小沢氏特有のバランス感覚(かなりウマクやっている)。
えっと、当たり前のことを連呼しているので、読むに値しないという意見が多いが、政治家として全体に向かって意見をハッキリ活字にするというなら、これで十分だと思うし、とくべつヒネた裏の裏をかいたような議論が出てこないのは当然の判断だ(むしろ具体的な改善策をいくつか説明してるあたりは肝が据わっている)。田中角栄とか金丸とかの側にいたわりには、中曽根ばりに押しが強く独断的でない彼のスタンスはむしろストイックだと思う。司馬遼太郎とか塩野七生をあらためて推薦する辺りなんか、政治に興味のある中高生みたいでかなり一般人に近い政治観を維持している証拠だと思う。圧倒的な存在ではないけど、確実に現状維持と改革を小出しに行える良質な政治家だと思う。
この人には何も時代は変えられないとか、調子のいいことばかり言っているとか言われがちだが、こういうトータルに物を見れる(本人の言うところの形だけの)野党党首の存在には少し感謝したい。少なくとも他の政治家の様にスキャンダルをついて政権をいびる程度にはおさまってない。
こういう本を書いている場合ではない。
(2007-05-13)
ざっと読んでみたが、短いエッセーを書いている場合ではない。
1993年に出した『日本改造計画』の視点からどう変り、どこを変えていないのか。
トータルな大著を出すべきだ。このままでは、『美しい国』と50歩100歩だ。
この本を読むと、あなたの小沢一郎観が変わります。
(2006-12-12)
私が小沢一郎に興味を持ったのは、自民党時代です。自民党を離党し、期待していたのでが、
党を解散、新党の結成を繰り返しを見、又マスコミの報道を見ていると、「剛腕」等悪い
イメージをもった。
しかし、本書を読むと、小沢一郎は、志を持ったすばらしい政治家であると感じた。
2006年4月の民主党代表選で「まず私自身が変わらなければなりません」と語った。
今後いい方向に変わるのを期待します。
