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刑事手続法の俯瞰図
(2008-02-20)
たしかに見取り図として有益だとは思いますが、格別素晴らしい本だとも思いませんでした。
法学部生や法科大学院生なら、直接、有斐閣アルマ『刑事訴訟法』などの穏当な構成の
テキストにあたったほうがいいと思います。そこからお好みで、有名どころの体系書や
ケースブックなどへと読み進んでいけばいいのではないでしょうか。
細かいところに深入りせずに、手続の概略を正確に示しているので、
法学部ではない人が、教養として1冊読むならちょうどいいかもしれません。
むしろこの手の概略を表した本があまり出回っていず、競争が不活発なのが残念です。
正直,価格がやや高すぎるんですよね。買い換えるのに躊躇をおぼえます。
初学者・受験生のために
(2007-09-28)
三井先生・酒巻先生の共著です。
刑事訴訟手続きを非常に分りやすく解説しています。
本文で手続きについての説明がされ、本文左には関係条文が記載されています。
また、巻末には、逮捕状や証拠関係カードなどの資料が付いており、刑事手続の理解を助けます。
初学者の方は、六法を参照しながら、ざっと読むことで刑事手続きの流れを掴めます。
手続の流れを掴んでいるか否かで、その後の学習進度に大きく影響が出ると思います。
受験生の方は、六法を引きながら、この本を読み込むことで、再度、手続の流れを確認でき、知識を整理し、記憶の定着に利用できます。
新司法試験では、刑事訴訟法についても短答式試験がありますので、この本の利用が一層有用になると思います。
なお、個々の論点について詳しい記述はありません。
個々の論点の理解については、刑事訴訟法判例百選や演習刑事訴訟法を利用されるのが良いと思います。
純粋未修者が刑訴を学ぶには、ダントツ
(2007-09-17)
純粋未修者(私は関西で、中堅私立大学出身、政治学を学び法律学を学んだ事が無い)が刑訴を理解しようと思うなら、この本が、ダントツだと思う。刑訴の本は、田口、寺崎、と読んだが、いまいち分からなかった。田口は、実質的という言葉を良く使うが、何が実質的か意味が分から無い。寺崎についてだが、漠然とし過ぎて良く分から無い。 新司法試験合格者にと田口・寺崎について聞いたら、刑訴を一定程度理解して無いと、意味不明で終わると言われた。したがって、刑訴の力が一定程度あれば、田口・寺崎は有効であると考えられる。私程度の実力では、田口・寺崎は太刀打ちできず徒労に終わるであろう。
