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ここはひとつ、前向きに読んでみよう。
(2006-10-10)
この本は600ページ近くとボリュームがあり、本当にずいぶんな読みごたえだった。
安倍・岸家を中心とした政治家一族として生まれてきた歩みを辿り、「安倍晋三」という人物像を探っている。
背景から始まり、幼年の頃、学生時代、留学、社会人生活、結婚、父の秘書を経て政治家となり現在に至るまでの歩みをひとつひとつ細かく描写している。
これらの要所で、縦軸と横軸をマトリックスに展開し、持って生まれてきたものと培ってきたものによる人とのつながりを詳しく書くことを一つのテーマにしている。
そしてメインテーマは、安倍晋三さんの基本的な人としての考え方や政治への考え方、人格形成といったところも歩んできた道程に沿って順序だてて書かれているのでよく分かる。
この本を読めば、首相になられて日本の舵取りをする政治手腕、信念、ビジョンといったところが概ね理解することができるだろう。
そういった意味で、本のボリュームはあってもポジティブにその人となりけるところを理解するため、一度は読んでおきたい書物だ。
お坊ちゃん政治家の都合のイイことしか書いてないヨイショ本。
(2006-09-30)
確かに祖父岸信介&安倍寛の代にまでさかのぼり、色々取材やインタヴューをしてよく調べて書いてあるが、結局国際勝共連合との関係など、こちらが特に知りたい闇の部分の解明はなされないままだった。都合の悪い事は書かないという取材時の取引でもあったのだろうか。文庫化に際し、最終章と巻頭・巻末のインタヴューが追加されたようだが、特にこの部分は全くの安倍晋三ヨイショ記事。本文も終わりになるほど安倍晋三の政治家資質について賛美の繰り返しが増え、読んでいて辟易してきた。571ページもある分量のわりには密度はそれ程濃くは無いと感じた。
ただあの郵政造反組の荒井広幸議員と安倍がかくも親しいとは知らなかったし、山本一太の露骨な太鼓持ちぶりも改めて確認できたのは収獲だった。
安倍晋三がわかる
(2006-09-03)
次期総理大臣有力候補の安倍晋三について描かれています。本人のみならず、祖父岸信介、父安倍晋太郎などとも絡めて描かれています。政治家の祖父や父のそばで影響を受けた幼少期、のびのびと育った成蹊学園時代やアメリカ留学時代、サラリーマンだった神戸製鋼時代や、夫人とのなれそめまで描かれています。人間安倍晋三を知るのに良い本だと思いました。日本の次世代リーダーについて理解をするのに役に立つ本だと思います。安倍晋三の魅力が伝わってくる本です。
ポスト小泉の安倍晋三の全てがわかる!
(2006-07-21)
本書はポスト小泉レースの先頭を走っている安倍晋三氏ならびに、祖父の岸信介、父の安倍晋太郎について書かれている。
本書を読む前は、安倍晋三氏は、「タカ派」の政治家としか思っていなかったが、政治理念をしかっりと持っていると感じた。小泉政権下での働きぶりも克明に書かれている。9月の総裁選前までには読んでほしい1冊である。
