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闇将軍―野中広務と小沢一郎の正体 (講談社プラスアルファ文庫)
カスタマーレビュー ![]()
死人にくちなし
(2008-09-23)
最近はスポットの当たらない氏だが、それ本来の氏の生き方だろう、まさに影の丼。小渕の死に際に唯一面会しその後の政治の舵取り、DAIGOのじーちゃんの死を呼び、参議院での激しくも目に見えない彼の動きに今更ながら影響力の大きさに驚嘆する。いやいまもなお、か。
権力の虜になっていると感情論をベースにしているので・・・
(2008-09-12)
政界はこんなに汚いみたいな主観からくる正義感の強さが軸になって、
いかに青木氏だけが姑息で汚い男かを執拗に書いているので、松田氏と同じく純粋な気持ちでないと共感は難しいように思う。
事実関係は追っているものの、主観が強すぎる
(2008-08-31)
松田氏は2000年の首相交代劇を青木が主導し、小渕首相の病状を隠蔽したと主張する。
その一点を本書中何度も何度も持ち出してきて、青木は不誠実で冷酷な「逆臣」であると
手を変え品を変え力説する。小泉首相にも批判的で、小泉首相と手を組んで改革をした青木を
「地方をずたずたにした」と批判する一方、「島根の道路利権はすべて青木が一手に握り
無駄な道路建設を推進してきた」と、節操のない書きぶりである。
全編から青木に対する強烈な嫌悪感が出ているが、松田氏自身が考えた政策的見地から
青木を批判するという著作ではないので、どうにも単発の、場当たり的な批判としか感じられないのである。
情緒的なノンフィクション
(2008-07-23)
松田賢弥氏の激烈なノンフィクション本だ。ニューヨークタイムスのボブ・ウッドワードとは正反対なアプローチとも言える、非常に個人的感情がこめられた一冊である。松田氏の感情の吐露は、読み手の感情を押しをしてくれるかもしれないが、冷静に読みたい人にとっては、事実の積み上げによってのみ構築されることで作者の感情が出てきて欲しいものだと思っただろう。確かに青木幹雄の言動、行動、履歴には様々な問題があるように感じたし、多くは事実であろうとも思う。特に小渕前首相の交代経緯に青木幹雄が関わった方法は、松田氏の言うように証拠のないクーデターであるとも言える。話のタネにと読むのも悪くはない程度である。
争わずに根回しで政敵を食い潰す男
(2008-07-10)
青木幹雄本人からの取材は不可能なのが著書から分かる。
野中広務や村上正邦が、青木の本性を暴くという内容。野中は、著者が出版する時にインタビューに応じたり、出自に関しても詳細に記載されていたが、今回の著書は青木の出自や経歴も
表面上だけで、深くは伺えない。そこに、青木という人間のガードの堅さが見える。
敵と見なした人間や、邪魔な人間を争わずに根回しで食っていく青木という人間がよく分かる一冊です。
もう少し、青木本人の言葉や経歴を深く探ってくれればもっと良かったと思います。
