2009年9月アーカイブ
政府は18日午前の閣議で、鳩山内閣の発足に伴う副大臣22人を決定した。同日夕の皇居での認証式を経て正式に任命される。鳩山由紀夫首相は官僚主導から政治主導に刷新する具体策として閣僚と副大臣、政務官から成る「政務三役会議」を各府省に設置する方針で、各閣僚が副大臣、政務官を指名したのが特徴。連立を組む社民党から辻元清美氏、国民新党から松下忠洋氏を起用した。政務官も18日中に決定する。
民主党の鳩山由紀夫代表(62)は16日午後、国会で第93代首相に指名された。直ちに組閣をし、16日夜、皇居での首相任命式、閣僚の認証式を経て、新内閣を発足させた。鳩山首相は指名後初の記者会見に臨み、「脱官僚政治を作り出し、今こそ実践しなければならない」と決意を表明。夜の初閣議で、予算編成の基本方針を策定する国家戦略局の前身となる「国家戦略室」の設置を指示した。
麻生内閣は16日、民主党の鳩山由紀夫代表が特別国会で新首相に指名されるのを前に総辞職する。政権発足から1年足らず。「選挙の顔」として期待され、衆院選の勝利を「天命」と意気込んだ麻生太郎首相は、解散時期を逡巡(しゅんじゅん)した末、皮肉にも自民党政権に幕を引く役回りを担うことになった。安倍晋三元首相や福田康夫前首相のように政権を途中で投げ出すことはなかったが、言動にはぶれが目立ち、麻生色は最後まであいまいなままだった。【
民主党の鳩山由紀夫代表は13日、新政権の閣僚などの人事について、大詰めの調整を続けた。首相を支える官房副長官か首相補佐官に、鳩山氏の側近の一人である松野頼久副幹事長の起用が固まったほか、松本剛明前政調会長や松井孝治参院議員の名前が浮上している。閣僚人事は15日までに確定する方針。党内各グループはカギを握る小沢一郎次期幹事長の動向を見守っている。
政府は11日午前の閣議で、特別国会を16日に召集することを決めた。会期は19日までの4日間。麻生内閣は16日朝に総辞職し、午後の衆参両院の本会議で首相指名選挙が行われ、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名される
河村建夫官房長官は10日午前の記者会見で、民主、社民、国民新3党による連立政権合意で郵政民営化見直し基本法案の速やかな成立が盛り込まれたことについて、「民営化を戻すのか戻さないのか、明らかにする必要がある」と述べた。
麻生首相(自民党総裁)は8日午前の自民党役員会で、特別国会召集日の16日午前に総裁を辞任する意向を示し、了承された。
8日午後の両院議員総会でも表明する。
麻生総裁の後継を決める総裁選は28日に行われるが、その前に辞任するのは極めて異例だ。総裁は16日から28日まで空席となる。
民主党の鳩山由紀夫代表は6日、新政権発足後に連立与党の党首間で政権運営や政策調整について定期的に協議する機関を設ける意向を明らかにした。社民党の福島瑞穂党首と国民新党の亀井静香代表は入閣する方向で調整する。民主党は政府・与党の意思決定を内閣に一元化する方針を掲げており、社民、国民新両党が政府の外に設置するよう求めている与党の協議機関には慎重だった。鳩山氏は、閣僚を兼ねる党首間の協議機関を政府内に置く形式なら一元化は損なわれないと判断した。
鳩山氏は2日に政権移行協議の「窓口」に岡田幹事長と直嶋政調会長を任命した。民主党が官僚からの説明を本格的に受け始めたのは、予算、外交、危機管理など、政権発足後に直面する課題の整理をしておく必要があるからだ。麻生内閣側では漆間巌官房副長官が3日の次官会議終了後の懇談会で、各省次官に「政権移行協議では民主党に協力するように」と指示した。
公明党の太田昭宏代表は3日午前、党本部で記者会見し、衆院選惨敗の責任をとって辞任する意向を表明した。太田氏は会見で「責任はすべて党代表の私にある。党の代表の職を辞する」と述べた。16日召集の特別国会までに後任を選出する見通しで、新代表は来夏の参院選に向けて党の立て直しをめざすことになる。
民主党は2日、麻生政権に対して政権運営の引き継ぎについて協力を要請し、政権移行協議に着手した。岡田克也幹事長と直嶋正行政調会長が同日正午、首相官邸を訪れ、河村建夫官房長官に政権運営に必要な情報提供をするよう、各省庁に指示することを申し入れ、河村氏は「スムーズな政権移行のために協力する」と応じた。鳩山由紀夫代表が16日に召集される特別国会で首相指名を受けて、新政権を円滑に始められるようにする狙いだ。また民主党は社民、国民新との3党連立政権発足に向けた協議も2日午後開始する。
民主党は31日、衆院選圧勝を受けた政権移行作業を本格化させた。鳩山代表は同日、社民党の福島党首や、国民新党の亀井静香・新代表に個別に電話し、両党との連立政権協議の開始を呼びかけた。
両党は同日、それぞれ幹部による会合を開き、民主党との協議に基本的に応じることを決めた。3党は週内にも、幹事長・政調会長レベルによる政策協議を開始する。
立合意を交わした上で、9月中旬に召集予定の特別国会で「鳩山政権」の発足を目指す。