「我が国が侵略国家だったのはぬれぎぬ」などとした論文を書いて更迭された航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)=3日付で定年退職=が応募した懸賞論文に、少なくとも50人を超える自衛隊員が投稿していた可能性があることが4日、防衛省の内部調査でわかった。同省は全国の部隊まで広げて人数を確認し、投稿の経緯や内容に問題がなかったか調べている。
田母神氏が応募して最優秀賞を受賞したのは、ホテルチェーンなどを展開するアパグループ主催の懸賞論文で、テーマは「真の近現代史観」。新聞広告などで募集した。入賞論文13件に自衛官のものはなかったが、応募総数は約230件に上ったという。同グループは「応募段階で、投稿者の肩書は確認していない」と説明している。
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