政府が今月末決定する「骨太の方針08」の素案で、歳出削減目標に関する記述について、「削減努力を行う」という表現で最終調整していたが、「最大限の削減を行う」という昨年の「骨太07」と同じ表現に変わったことが分かった。「改革姿勢の後退」との印象を与えかねないという首相側の意向も働いたとみられる。
素案は17日の経済財政諮問会議で示される。政府は骨太06で、11年度までの5年間に社会保障費の伸びを計1.1兆円抑えるといった歳出削減目標を設定。07、08年度予算では2200億円ずつの抑制を実現してきた。骨太08には09年度予算でいくら削減するかという具体的な数字は盛り込まれず、実際に09年度予算でこれまでの削減ペースが維持できるかどうかは、予算編成過程での調整にゆだねられる見通しだ。
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