高村外相は23日、今後5年間でアフリカに約1千の小学校を建設し、約40万人に学びの場を提供することを柱とする途上国向けの教育支援策を明らかにした。援助規模は約300億円になる見通し。東京都内であった国際教育協力に関するシンポジウムで語った。
高村氏は「国の自立を勝ち取り、成長を成し遂げるには多様な人材が不可欠」と教育の重要性を強調した。5月に横浜であるアフリカ開発会議(TICAD)や7月の北海道洞爺湖サミットに向けて日本の積極姿勢をアピールする狙いもある。 既存の学校に対しても、給食の実施や井戸、男女別トイレの設置などを進め、HIV・エイズ予防啓発や防災教育などができる地域社会の拠点となる学校づくりを支援する。また、今後5年間でアフリカの10万人を含む全世界で30万人の理数科教員に研修を実施するとしている。 ユネスコによると、05年までの6年間に全世界で未就学児は25%減少した一方、アフリカやアジアではいまだに約7200万人が小学校に通えていないという。
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