国会「役員手当」が例年の3割アップ 会議なくても支給

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 衆参両院の議長や常任委員長などに会期中、会議の有無に関係なく土日でも毎日支給される「議会雑費」(通称・役員手当、日額6000円)の総額が今年度、例年の約3割増しになることが産経新聞の調べで分かった。

国会「役員手当」が例年の3割アップ 会議なくても支給

衆参のねじれ現象を受けて法案審議が長引き、会期延長が相次いでいるのが原因だ。

 議会雑費は「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」で規定されている。昨年度までの過去10年間の平均会期は233日で、年間の役員手当は1人当たり140万円。これが、14年ぶりの通年国会となった今年度の会期は3月末で、約3割長い302日に。同手当も、181万円と41万円多くなる。

 支給対象者は衆院26人、参院29人。総額を計算すると、衆院では過去10年の平均より1080万円多い4710万円、参院では1200万円多い5250万円。両院で2300万円近い支出増となる計算だ。

 3日間にわたる国会空転が続くなか、連日支給されている役員手当。平成14年に国会移転特別委員長として役員手当を返上した河村たかし衆院議員(民主)は「税金の無駄遣いだ。議員は身近なところから改革すべきだ」と疑問視する。政治評論家の伊藤惇夫氏も「日当制ならともかく、不可解な税金の投入のされ方は国民感情として許せない。国会空転という状況下では、自主的に返納する動きがあってもいいのではないか」と指摘している。

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