19日に任期満了を迎える福井俊彦日銀総裁の後任選びを巡って、与野党の駆け引きが続いている。11日には国会で候補者らの所信を聴取する予定だが、野党は武藤敏郎副総裁を昇格させる政府案に反対の構え。与党内では打開に向けて福田康夫首相(自民党総裁)と民主党の小沢一郎代表の党首会談を探る動きもある。
自民の伊吹文明幹事長は9日のNHK番組で「本会議採決までに政党間の話し合いをしなくてはいけない」と述べ、総裁空席を避けるため与野党協議で打開を図るべきだとの考えを示した。同時に「市場は武藤氏が総裁になり金融政策が粛々と行われることを織り込み済み」とも強調した。
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