武藤総裁案を週内提示へ 政府、日銀人事大詰め

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 自民党の大島理森、民主党の山岡賢次両国対委員長は18日、国会内で会談し、日銀総裁などの新たな国会同意手続きについて大筋で合意した。政府は、3月に任期を終える日銀の福井俊彦総裁の後任に、元財務事務次官の武藤敏郎副総裁(64)を起用する人事案を、週内にも野党側に提示する見通し。

 副総裁には、元日銀理事の白川方明京大教授(58)らを候補とする方向で調整している。

 民主党は19日に小沢一郎代表ら党執行部が対応を協議する。参院で野党が多数を占める中で、国会運営の焦点となってきた日銀総裁人事は大詰めを迎えた。

 国会同意人事の手続きをめぐる国対委員長会談では、自民党が民主党の修正要求を受け入れ、候補者の所信を衆参それぞれの議院運営委員会で聴取し、同意人事案を国会で議決した後に議事録を公開することで合意した。

 新たな同意手続きは(1)日銀総裁、副総裁(2)人事院人事官(3)会計検査院検査官(4)公正取引委員会委員長-が対象になる。

 民主党の山岡国対委員長は「(日銀人事の)人選については、政府の提示があって初めて検討する」と述べた。

 民主党内には、「財政と金融の分離」を主張し、財務省出身の武藤氏を総裁にすることへの反対論が残っている。

 ただ党執行部は、福井総裁の任期終了が約1カ月後に迫っていることから、総裁ポストに空白が生じることに伴う金融市場などの混乱を回避するため、武藤総裁案容認の方向で調整したい考えだ。


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