福田康夫首相は15日の閣議後の閣僚懇談会で「原材料価格上昇や建築着工件数の落ち込みなどの影響で、中小企業の経営環境が厳しくなっている。特に年度末の資金繰り対策を中心に関係省庁で検討してもらいたい」と述べ、中小・零細企業対策の策定を関係省庁に指示した。町村信孝官房長官を中心に来週中に取りまとめる。
対策は中小企業向け信用保証枠の拡大などが中心となる見通し。政府は昨年末に運送業や石油販売業など原油高の影響が大きい業種向け施策を盛り込んだ原油高騰対策をまとめている。米国経済の減速懸念などを受けて年明け以降に中小・零細企業の業況が一段と悪化しているため、追加対策が必要と判断した。
コメントする