総務省が30日付で公表した2009年の政治資金収支報告(中央分)によると、この年初めて与党となった民主党本部の収入は過去10年で最高の163億478万円(前年比20億9199万円増)だったのに対し、野党に転じた自民党本部の収入は過去10年で最低の197億2686万円(同110億8648万円減)。09年9月の政権交代は、政治資金の流れにも影響を与えている。
民主党の小沢一郎元代表を支持する当選1回の衆院議員が25日、新たな議員グループ「北辰会」を発足させた。最高顧問に小沢氏が就任。他と掛け持ちできないよう前原誠司外相のグループなどと同じ木曜日昼に定例会を開き、事実上の派閥として活動する。
忠誠心の強い議員が結束する純化路線か、9月の代表選で集めた200人を再結集させる拡大路線か。強制起訴が決まった民主党の小沢一郎元代表を支持する議員グループ内で意見が割れている。足元に広がる「迷い」は、政局展望を描けない小沢氏の苦境を映し出す。
女子柔道の五輪金メダリストで参院議員の谷亮子さん(35)が競技生活の第一線から退く決意を固めた。15日夕に記者会見して発表する。谷さんは7月の参院議員選挙比例区に民主党から立候補し、初当選。政治活動と並行して「(2012年)ロンドン五輪を目指します」と語っていたが、柔道との両立は難しいと判断したと見られる。
民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会の起訴議決は「検察審査会法に違反し無効」などとして、小沢氏が15日にも、国を相手取った行政訴訟を東京地裁に起こすことが14日、分かった。小沢氏の弁護人が明らかにした。
民主党の小沢一郎元代表の強制起訴が決まったことを受け、自民党など野党7党は5日、国会内で国会対策委員長会談を開いた。社民党を除く6党が小沢氏の国会での証人喚問を求めることで一致した。これを受け、自民党は6日の衆院予算委員会理事会で、小沢氏の証人喚問実施を民主党に正式に要請する。
小沢一郎・元民主党代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京第五検察審査会は、小沢氏を2004、05年分の政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で強制的に起訴すべきだとする「起訴議決」をした。4日、公表した。裁判所が指定した弁護士が強制的に起訴する。市民の判断によって、政治家が起訴されるのは初めてのケースになる。議決日は9月14日。
菅首相は16日午後、首相官邸で岡田外相と会談し、民主党幹事長への就任を要請し、岡田氏も受け入れた。岡田氏は先の党代表選で菅氏を支持しており、政権の「脱小沢」路線を継続した人事と受け止められている。
民主党代表選は14日午後、東京・芝公園のホテルで投開票され、菅直人首相(63)が小沢一郎前幹事長(68)を破り、再選を果たした。菅首相は、ただちに党役員人事と内閣改造に着手する。7月の参院選での敗北でつまずいた政権運営を立て直し、衆参各院で多数派の異なる「ねじれ国会」に臨む態勢を整えることが急務となる。
代表選では、「脱小沢」路線を掲げる菅首相と、党内融和を重視する小沢氏の党運営への姿勢に違いが際立った。
民主党代表選で沖縄県の議員の支持が小沢一郎前幹事長に集中している。国会と地方議会の議員計14人中、11人が小沢氏支持で、菅直人首相支持は1人だけ。残る2人は態度を明らかにしていない。 小沢氏支持の内訳は「一新会倶楽部」に所属する玉城デニー(沖縄3区)、瑞慶覧長敏(同4区)両衆院議員と県議2人、市議・町議7人。