自民党執行部批判を続けてきた舛添要一前厚生労働相が近く離党届を提出し、23日にも新党を旗揚げする方向で最終調整に入ったことが分かった。自民党関係者が21日、明らかにした。既に複数の議員に新党参加を打診。自民党と国会で会派を組む改革クラブ代表の渡辺秀央、同幹事長の荒井広幸、山内俊夫各参院議員らが前向きな意向を示しているという。ほかに自民党の矢野哲朗前参院国対委員長も参加を検討。
自民党の若林正俊元農林水産相は2日午前、参院に辞表を提出し、同日の本会議で辞職が認められた。若林氏は3月31日の参院本会議でNHK予算を採決する際、隣の席の同党の青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを代わりに押したとされる。これに対し、民主党が1日、参院に懲罰動議を提出していた。辞職は、この件での責任を取るためとみられる。
日本で最も人気の高い政治家が1日、野党・自民党を離党するぞと脅した。そればかりか、昨年の総選挙での歴史的な大敗からこちら、自民党執行部は党の命運を復活させられないままだと、党幹部を非難した。
舛添要一前厚労相は、新しい政治集団の結成を検討していると発言。かつて強大だった自民党を意味する「LDP」(訳注・自民党の英語名Liberal Democratic Partyの頭文字)は、今や多くの日本人にとって、「Lousy Dumb Party(ダメで馬鹿な政党)」の頭文字に成り果ててしまったとジョークを飛ばした。
自民党の鳩山邦夫・元総務相は11日午前、党本部で大島幹事長と会談し、兄の鳩山首相と同様に実母から年1億8000万円の資金提供を受けていた問題の責任を取り、党の政治倫理審査会長、両院議員総会副会長、総務の三つの役職の辞表を提出した。
大島氏は辞表を預かった。
鳩山氏は会談後、記者団に「金のことでいささかなりとも不信感をもたれたとするならば、党にも迷惑がかかる」と語った。
自民党総裁選は28日、党員票の開票と党所属国会議員の投開票が行われ、谷垣禎一・元財務相(64)が第1回投票で全体の60%の票を獲得、河野太郎・元法務副大臣(46)、西村康稔・前外務政務官(46)を破り、第24代総裁に選出された。
任期は2012年9月末まで。
自民党総裁選は28日午後、所属国会議員による投票を実施し、党員・党友による地方票とともに開票する。国会議員票を中心に優位に立つ谷垣禎一元財務相(64)に対し、河野太郎衆院議員(46)、西村康稔衆院議員(46)の2氏が地方票でどこまで追い上げるかが焦点になる。